自分で考える、自分で幸せになる (England, Ruislip)
自分で考えることは勇気がいる。
何故なら、これまで自分を導き支えてきた価値観を初心に戻って見直さなければならないから。
恐れや疑いと真正面に向き合わなければならないから。
「常識」という、絶対的な支持と圧倒的な力を持つものから、自分たった一人の価値観を守らなければならないから。
自分で考えて決めたら、その後どうなっても、自分で責任を取らなければならないから。
では、その見返りは何? 何が哀しくって、そんな面倒なコトをするのか?
性善説大乗仏教文化に生まれ育った日本人が、キリスト教徒になったと聞く度に、 何が哀しゅうて、わざわざ原罪を背負い込むの? と思ってしまう。
ちなみに自分で考える人と宗教は相性が悪い。
なぜといって、自分で考えることは、 一切の常識や他者の意見、そして自分の価値観をも常に検証することだから。
誰かの考えを鵜呑みにずっと信じることなど出来ない。信じる者(だけ)が救われる宗教では、自分で考える人は救われない。
でも、自力で自分を救うことが出来る。救うどころか、幸せになれる。
自分で考えることは、一見辛くても、確かに最初はしんどくても、必ずあなたを幸せにしてくれます!これは、私の経験に基づいて断言しておこう。
自分で考えることは、決して簡単じゃない。忍耐と根気が必要。でも、自分の周りの世界が大きく開けて、見える景色がドンドン美しくなる。
自分で考えて行動を起こしたひとつひとつの経験は、どんな小さなものでも、自分の血となり肉となる。あぁ、今日も成長した、と実感できる。
周りに笑顔の人が増える。気がついたら、自分の笑顔も増えていた。
自分が好きになった。
自分で考えることは、人生をより愉しく豊かにしてくれる。お金よりも、物よりも、ずっとずっと素敵に。